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Around Everyday Life

Jul 23, 2018

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2018

千里浜 海遊び

金沢二日目。車で乗り込める海、千里浜で三姉妹ファミリーで海遊びに行きました。
大人用の海装備を忘れた我々は海に行く前にしまむらに直行してゲッツ。
千里浜は砂浜を車で走れて、かつ波打ち際に車を止められるので、ものすごく楽チンに海遊びができてしまいます。
さらにトッチさん(長女あいねーの旦那さん)が大きなテントを持ってきてくれたので、涼しい日陰もできて超快適でした。

記念撮影にアクビする息子
ザブザブ来る波が楽しいタイチ
あ〜、海って最高
お嬢さん、僕が引っ張りましょうか
シマシマ姉妹

金曜日高熱で休んだのに、連休明け日焼けしていてイイんだろうかと若干思いましたが、久しぶりの楽しい海をエンジョイしました。
大人も子どももみんな楽しんでたと思いますが、息子は波で遊びつつ、特等席で休憩させてもらいながら、ジュース飲んだり、おやつもらったり、お弁当食べたりして一番充実した海ライフを送っておりました。子ども同士で浮き輪を引っ張りもしてて、すごく可愛かった。みんなで写真撮らなかったのだけが…もったいないことした。
京都から海に行くとどうしても一日いっぱいいっぱいになりますが、海が近いって本当にいいなぁと思いました。
来年も、何なら盆にもまた行きたいなぁ。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2018

金沢にて

金沢では、久しぶりに子どもたちが全員集合。
凄まじくパワフルでカオスでしたが、風邪が吹き飛ぶくらいたくさん遊べて楽しかったです。
タイチも前は完全に置いてけぼり感がありましたが、今回は一緒に遊んでたりして、何だか子ども同士通じているような感じもあり、見ていて面白かった。
僕も子どもの頃、父の実家の埼玉に帰るとたくさんの従兄弟がいて、色々な遊びができて楽しかった思い出があります。
息子にも金沢に帰る度に、同じようないい思い出ができるとイイなぁと思います。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

雪の帰り道

無事に法事も終えて、あとは帰るだけ。
しかしながら大雪の影響で、どのタクシー会社も来てくれない。(金沢はあまりタクシーが走っていない)
仕方なくバス停まで歩いて帰ることに。正直、僕は雪の中を歩けるので嬉しかった。
途中までは写真撮りながら楽しく歩いていたけど、避けることのできない水たまりで足を濡らしてからは悪夢だった。
氷水に足をつけるような拷問で、その後ずっと靴下が冷たい…

雪道を荷物を抱えて歩くヨメ
雪に覆われたバス停
金沢駅 サンダーバード
サンダーバードの中で

ヨメのアドバイスで替え靴下を用意していたので、サンダーバード車内で履き替えて、生き返った。さすが雪国出身。
大雪なので、早めに駅に行ったけど目立った遅れはなく、平常運転してた。JRスゴイ。
タイチが電車でガマンできるか心配だったけど、行きも帰りもトラブルなく、割と大人しくしていてよかった。
福井くらいまでは雪があったけど、琵琶湖が見えた辺りから雪も消えて、少しがっかり。
慌ただしい金沢帰省でした。

サンダーバードの車窓から – 琵琶湖
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

大雪

金沢の二日目。金沢に来るようになって初めての本格的な雪。
積もり方が京都や大阪とは一味違う。これだけ積もっても、平然と車移動している金沢県民スゴイ。みんな自然と雪かきをしてるし、やはり雪に対する免疫がある。
京都や大阪だと、これだけ積もったら全てがマヒしそう。
こんなに積もると思ってなかったので、雪装備がなくて遊べなかったけど、楽しい経験でした。

いつもの景色が大雪で一変
雪かきする近所の人たち
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kyoto 2017

金沢へ

先週末は義父の法事で金沢へ。
寒波到来で高速がバキバキという情報をあいねーからもらったので、車は諦めて今回はサンダーバード。
サンダーバードは割と時間が長いので、息子が暴れないか心配でしたが、意外にも大丈夫でした。前の日、忘年会で遅くまで遊んでましたが、電車なのでそちらも平気でした。
土曜日に金沢へ行き、日曜日が法事でしたが、日曜はまさかの大雪。雪国の本気を見せつけられました。

サンダーバードを待つ息子
雪を眺める息子
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

義父 急逝

十月三十日の午前三時半くらい、ヨメが息子がぐずっているのをあやしていたところ、義父の急逝を知らせる一本の電話。半分寝ていた僕も、ただらぬ雰囲気に目を覚まし、信じられない現実を知り、崩れ落ちました。
気持ちは急くものの、金沢に着いたのがお昼前。お義父さんは伝えられた通り、息を引き取っていました。
全身病気持ちだったとは言え、早すぎる最期でした。十月の初めに金沢に帰った際も、以前より調子がいいと聞いていて、実際元気そう。息子のタイチも進んで抱っこしてくれていたのでホッとしていたところ。その時に撮った写真が遺影になるなんて。

Leica M8 Nokton 50mm F1.1, Kanazawa 2017

式などの段取りはあいねー(長女)夫婦がやってくれたので、実質何もしてないですが、こんなにも早く両親を送る側になるとは夢にも思いませんでした。
Apple Watchなどを使えば、義父の体調の異常に気づけたんじゃないか、できることがあったんじゃないかという後悔もあります。ただ、そこまで深刻な状態とは誰も思っていなかったので…。悲しく、寂しいの一言に尽きます。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

三姉妹とその家族、親戚のみなさん、そしてお義母さん、みんなわずかな時間の中でできることを頑張り、式も無事に終え、お義父さんを送り出すことができました。
まだ小さいお義父さんの孫たちがワイワイ騒ぐので、悲しんでいても、次の瞬間には笑っていて、終始和やかな雰囲気。子どもは本当に宝で、希望だなぁ。
通夜の朝、朝ごはんの準備をしていたお義母さんとヨメが「お父さんはインスタントコーヒーの開け口をいつもキレイに切っていた」と話していました。これからしばらくは、日常の節々で、お義父さんを思い出し、懐かしむのかもしれません。本当に寂しい。
お義父さんと毎日二回散歩していた峰っち。お義父さんがもう帰ってこないことに気づいているのかなぁ。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

僕は金沢に行くたびに、家に泊めてもらい、車のないときは送ってもらったり、迎えに来てもらったり、美術館に連れて行ってもらったり。すごくお義父さんにお世話になってきました。
妙成寺千里浜にも連れてってもらったし、ヨメがいない時にも、一緒に梅佳代の展覧会を見に行ったり、白洲次郎の展示も連れてってもらったなぁ。今思うと、結婚する前のことだしムチャクチャですが。
いつも優しいお義父さん。孫にはさらに優しくて、子どもをあやすのがすごくうまかった。
四十九日まではもう少し思い出に浸ろうかなぁと思っています。次行ったときはお義父さんの焼酎で献杯したいと思います。
お義父さん、ありがとう。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017

塩に埋まる

岩崎貴宏さんの「小海の半島の旧家の大海」を見に行きました。割と周りに何もない大きな民家が展示場所です。背後に大きな杉の林があって、少し異世界感のあるステキな場所でした。
インスタレーションのある家の中は、また別の世界で、座敷が塩で埋まり人形やらタンスが浮かんでいて、ところどころ船が行き交ってました。これはとても迫力があって、物が塩に浮かんでるかのような見せ方が上手い。さらに写真が撮りたくなる、インスタ映えしそうな見せ方もスゴイです。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017

作品としてはとても面白いし、まんまと写真をいっぱい撮ってしまいました。でも、この作品の場合は、この後この家がどうなってしまうのか気になります。上から下まで塩は入ってないっぽい感じでしたが、かなり影響はありそう。割とディテールとか適当なところもあったし、宝湯とかとは真逆なアプローチな印象もあり、ちょっと考えさせられます。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Noto 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

JUEN

今回の芸術祭のメイン会場でもある珠洲エリアに移動。吉野 央子さんの「JUEN 光陰」を見に行きました。
このエリアは県外からの漁船も停泊する港町で、遊郭跡がスナック街になって活気付いているらしい。
JUENは、居抜きのまま残されたスナックを舞台にした作品です。手前側のお店の方から、奥の控え部屋、住居まで続いていて、空間の変化の面白さとその空間を活かしたインスタレーションが素敵でした。
特に、奥の控え部屋のタンスから出てくるサンマ(?)の展示は、暗い室内が海の中と重なり、美しい作品でした。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

住居部分の方は、手前の薄暗い「陰」部分とは対照的に、自然光が美しく差し込む空間でした。時代を経た建物に差し込む光って、なんか新しいものだと再現できないような気がします。
石川直樹さんの宝湯もそうでしたが、吉野さんも素材の活かし方が上手いなぁって思いました。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

宝湯

奥能登芸術祭で一番印象的な展示が「宝湯」でした。写真家 石川直樹さんの作品でもあります。作品でもあるというのは、ここの銭湯はまだ現役で営業を続けているそうです。
石川直樹さんの展示はタイトルを聞いたときは、それほど興味を持てませんでした。しかし、芝居小屋から温泉旅館となった歴史を、写真を通して伝え、空間としてもわかりやすく再現していました。また、写真を撮りたくなるような魅力的な空間・光を演出していました。
自分で写真を撮るだけではなく、空間を再構成して、写真を撮らせてしまう。そんな凄みを感じました。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

入り組んだ迷路のような建物の中に、広めの舞台と広間。裏側には年代物のボイラーがあったり、カラフルなかわいいタイルのお風呂があったり。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

もともと複雑な建物なのかもしれませんが、迷路のような空間を巧みに一周できるように導線が作られていました。最後には銭湯のシンボル、煙突の隣を通れるようになっていて、とても練られた奥深い作品でした。
こういう芸術祭ってお祭り感覚で、みんな新しいものを作ることが多いと思うのですが、既にそこにあるストーリー・魅力を見抜き、作品として伝えているところがとても魅力的。ものすごく満足感の高い作品でした。

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

旧鵜飼駅

2005年に廃駅になったという、のと鉄道「旧鵜飼駅」。いい感じに朽ちた駅にアンティークな電車がインスタレーションされていました。電車も木の床だったり、扉の書体が懐かしかったり、いい感じでした。でも、のと鉄道とは縁もゆかりもない東京の電車みたいで…

Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017
Leica M8 Summitar 5cm f2, Kanazawa 2017

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