2015.1.18
フィルムとデジタル
年末年始に撮っていたフィルムが上がってきた!
いただいた7年ものの熟成フィルムが特にスゴく、自分の予想・想定を軽く超えられてしまった!
やっぱりフィルム写真ってスゴい。楽しい。
そして、今回いつものデジカメ Canon 6Dと同時に夕焼けを撮っていたので
フィルムで撮った写真とデジタルの写真と比べてみました。
年末の某日の夕方、家の者達は寝落ち。
きれいそうな染まり始めた空が見えたので、デジタルとフィルム両方持ってでかけました。
Canon EOS 6D Sigma 50mm F1.4
まずはデジタル。
その場で色とか明るさが確認できるから、僕好みの色・明るさです。
Hexar RF Summitar f=5cm
そしてフィルム。
色がちょっと浅かったけど、けど、枝の連なりに何とも言えぬ立体感が感じられる。
Canon EOS 6D Sigma 50mm F1.4
再びデジタル。
Hexar RF Summitar f=5cm
フィルム。
ちなみに、両方とも左に写っている信号が黄色!
Canon EOS 6D Sigma 50mm F1.4
デジタル。
Hexar RF Summitar f=5cm
フィルム版。ピントがちょっときてない…(笑)。
僕が6Dへずっと感じていた不満として、すごく繊細でキレイなんだけど、キレイ過ぎる。
表面の肌理というか質感が、ツルツル・クリア過ぎて、無しに近いと思ってました。
それに比べフィルムは、適度に(勝手に?)ノイズが入る。
まっさらのぴかぴかの目を持った赤ちゃんだったら6Dみたいに見えるのかなぁ。
きっと僕らの目だって小さな傷が入ったり、微細なクモリがあったりでノイズが入っていて、
6Dの様には見えてない気がしてなりません。
今回比べただけで、結論が出せるもんでもないですが、
「思い出」として残すならフィルムで撮った写真の方が、
質感があって、情緒的な表現ができて合ってそうな気がスル。
ただ、どちらかしかしないと言うわけじゃなくて、
デジタルはデジタルでやっぱ便利だし撮っていこうと思いますが。
でも、まあ世界がまたひとつ広がった気がして楽しい!