2018.5.13
三三九
GW 終わりかけの土曜日、全くどこにも行かないのも悔しいので、息子に負担のかからなさそうな近場へお出かけ。
KYOTO GRAPHIE の京都中央卸売市場エリアでの展示を見に行った。卸売市場にある、貯氷庫として使われていた建物が三三九として今回、展示会場になっている。
前回の廃墟状態の新風館といい、この貯氷庫といい、他にはない、時間の経過が作った貴重な空間を見つけてくるセンスが素晴らしい。
内部も外側の朽ちた感じに負けない、不思議な空間。薄暗い中にたくさんのバルブがあったり、コンクリートの表面が削れて中の石が露出している壁など、作品に負けないインパクトのある空間でした。
さすがに息子には居心地の良くない空間だったようで、不機嫌そうでしたが。
外観の朽ちた感じはどことなく、昔勤めていた会社のようでもあり、ちょっと懐かしい感じ。作品も空間も見所の多い、素晴らしい展示でした。